2014-09-29

納品









t a n e . としての初めての納品が先日の土曜日にありました。
ランチの前の少しの時間におじゃまして無事に納めることができました。

朝から続いていた何とも言えない緊張の糸が、
クライアントの笑顔を見た瞬間にするするっとほどけていく感覚。
この喜びを次への糧として繋げていけるようにしたいと思います。


ランチの時間が始まって
このテーブルがしっかりとお店の一員になったのを見て
t a n e .の種まきとします。
あとはクライアント自身でカルティベイト(耕す)
してもらえれば良いと思います。
もちろんメンテナンスのお手伝いはいたします。
いつでも気軽におっしゃってください。



必ず実り、咲くときがきます。








2014-09-28

2014-09-21

prototype







スツールの試作ができあがりました。
本番には座面に籐を張りますが、とりあえず養生テープを代用して
座り心地を確かめます。
このまましばらく使ってみて、構造に問題がなければ本番の材料で
製作にはいります。
オリジナルは楢のソープフィニッシュで。
ご依頼を受けているものはチェリーのオイルフィニッシュで。
試作で使ったパインもいいなー。





これからすこし寒くなってくると
こういうのを敷くだけで少し暖かい気持ちになります。






























2014-09-14

五十鈴の森クラフトフェア







11月8(sat),9(sun)に伊勢市で行われる
クラフトフェアのお誘いをいただきました。

以前、カルティベイトさんで心揺さぶられるリネンと出会い、
その時からフォールディングチェアーを作ろうと決めていました。

質の良い材料でつくられた椅子で
質の良い時間を過ごしたい。

リネンか帆布、ホワイトアッシュと革。
使う材料はこの4種類。


この椅子を持っていくつもりです。
と言うかこれしか持っていきません。
あと、2ヶ月をきりましたが形にしてみせます。








2014-09-11

スタンダード


750×750のクルミのテーブルです。




四角い脚のテーブルと言われれば誰でも思いつくような型ですが、
脚の厚みはどうするのか、幕板の高さは?
幕板は脚とつらにするのか、天板は何ミリの厚みにする?
悩むところはいっぱいあるのです。


主役はあくまでもテーブルに乗る料理であり、その料理を食べにきて下さったお客様だと思います。
このスタンダードな型のテーブルがそのお手伝いをできることが何よりです。


このテーブルは白いシャツや帆布のエプロンのような存在です。










2014-09-09

おみやまいり



9月9日 大安吉日。
きょうは息子の100日のお宮参り。
家から歩いてすぐの氏神様で100日を迎えられたことを感謝し、これからの健康をご祈祷していただきました。





この日を迎えられた事にただただ感動する。
子を持つ親であれば誰でも抱く感覚なんだと改めて感じました。

2枚目の写真なんかどこぞの宣教師か!と。









穏やかに健康に育ってくれさえすれば良い。
 ぼくの願いです。












2014-09-07

年輪


祖父の17回忌のお参りに行ってきました。





0歳と96歳の初対面。
どちらの生命力の足下にも及びません。





2014-09-02

製作


9月に入ってようやく製作に入れました。

水を得た魚のように、
ぼくはペンキ屋でもなく、大工でもなく、家具屋なんだと実感しました。


t a n e. としての最初の仕事。
クライアントは、ぼくの中学校からの同級生。





アメリカンブラックチェリーのローテブル(座卓)です。
天板のかたちはオーバルタイプ。

とても美しい天板の樹柄ができました。木にだっていろいろな個性があるので、失敗というのは無いんだけど、それでも グッと くる樹柄ができるまではドキドキです。



脚は木でつくらずに30cm角の鉄のフレームを2つ。その上にオーバルの天板をのせます。
高さは32cmと少し低め。昔のちゃぶ台くらいの高さでけっこうしっくりきます。

クライアントのお子さまがたまに勉強机からはなれて、テレビのまえで勉強する。そんな風景を勝手にイメージしています。




ケアホルム先輩のように攻められたらなあ、と思っています。