2014-09-02

製作


9月に入ってようやく製作に入れました。

水を得た魚のように、
ぼくはペンキ屋でもなく、大工でもなく、家具屋なんだと実感しました。


t a n e. としての最初の仕事。
クライアントは、ぼくの中学校からの同級生。





アメリカンブラックチェリーのローテブル(座卓)です。
天板のかたちはオーバルタイプ。

とても美しい天板の樹柄ができました。木にだっていろいろな個性があるので、失敗というのは無いんだけど、それでも グッと くる樹柄ができるまではドキドキです。



脚は木でつくらずに30cm角の鉄のフレームを2つ。その上にオーバルの天板をのせます。
高さは32cmと少し低め。昔のちゃぶ台くらいの高さでけっこうしっくりきます。

クライアントのお子さまがたまに勉強机からはなれて、テレビのまえで勉強する。そんな風景を勝手にイメージしています。




ケアホルム先輩のように攻められたらなあ、と思っています。